ケージェネスで見えたゴンザガ新戦力3本柱
ゴンザガ大は今季でWCC最後のシーズンを迎え、恒例イベント「Kraziness in the Kennel」で新ロスターのお披露目を行いました。ファン熱狂の中、選手紹介、3ポイントシュートコンテスト、紅白戦が繰り広げられ、来季の鍵となる3つのポイントが浮き彫りになりました。
1.トヨン・グラント―フォスターの適応過程
前所属でWAC最優秀選手に輝いた高さ6フィート7インチのウィングは、練習参加許可を得てわずか3日で登場。ダンクやドライブで高い身体能力を見せつつ、チームメイトとの連携ミスやアウト・オブ・リズムのシュートも散見されました。得点こそなかったものの、試合勘の修得に期待が高まります。
2.スティール・ベンターズの絶好調スリーポイント
2シーズン連続で欠場した影響をまったく感じさせず、予選ラウンドは7本中6本成功の21得点で圧勝。決勝でも19―17で勝利を収めました。続く紅白戦でも4本中3本成功の9得点。自身のスクリーンからのプルアップ、トランジションからの速攻アウトレットともに精度が高く、昨年不振だったアウトサイド攻撃の切り札になるでしょう。
3.ブレイデン・ハフのインサイド支配
白チーム(想定先発)を相手にしても、赤チームのメインビッグとして17得点(FG8/13)、オフェンスリバウンド6をマーク。相棒グラハム・イケとのハイロー連携は流れるような美しさで、どんなディフェンスも混乱させる力強いポストプレーを披露しました。フィジカルを活かしたショットメイクは、来季ブレイク候補と言えます。
このイベントから1カ月後の11月3日、テキサス・サザン大戦で公式戦開幕を迎えます。新戦力の化学反応と、この3選手を軸とした進化が非常に楽しみです。
出典 : https://www.si.com/college/gonzaga/basketball/3-takeaways-from-gonzaga-2025-kraziness-in-the-kennel-event