
ケンタッキー州、2027-28シーズンから高校バスケにショットクロック導入へ
ケンタッキー州の高校体育協会(KHSAA)は、2027-28シーズンから男女バスケットボールに35秒ショットクロックを導入することを決定しました。対象はバ―シティ(Aチーム)の試合で、採決は13対5で可決。これにより、同州は全米で23番目の導入州となります。
導入は「ゲームをより前進させるため」と説明されており、理事会次期会長でポール・ローレンス・ダンバー高校アスレティック・ディレクターのデイモン・ケリー氏は「これがバスケットボールにとってベストな選択」と語っています。
ショットクロックは現在22州で使用されており、イリノイ州が今季から採用予定。さらにコネチカット、アイダホ、ミネソタ、オレゴン、ウィスコンシンが昨季から導入を開始しました。カンザスやサウスカロライナでは試験的に運用されています。
全米州高校体育協会(NFHS)が2021年に導入を推奨して以降、15の州協会が正式導入、または将来の導入を決定しています。
35秒ショットクロックを導入している州(2025年時点)
- アリゾナ(Arizona)
- カリフォルニア(California)
- コネチカット(Connecticut)
- フロリダ(Florida)
- ジョージア(Georgia)
- ハワイ(Hawaii)
- アイダホ(Idaho)
- イリノイ(Illinois)
- アイオワ(Iowa)
- カンザス(Kansas)
- ケンタッキー(Kentucky):2027-28シーズンから導入予定
- メリーランド(Maryland)
- マサチューセッツ(Massachusetts)
- ミネソタ(Minnesota)
- ネブラスカ(Nebraska):2024-25シーズンに完全実施
- ニューヨーク(New York)
- ノースダコタ(North Dakota)
- オクラホマ(Oklahoma):2026-27シーズンから導入予定
- オレゴン(Oregon)
- ロードアイランド(Rhode Island)
- サウスダコタ(South Dakota)
- ウィスコンシン(Wisconsin)