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バスケに大改革の予感! AHSAAがショットクロック&地区制を提案
アラバマ州高体連(AHSAA)のバスケットボール委員会が、競技ルールと大会方式の大幅変更に向けた第一歩を踏み出しました。
今後、地区戦(エリアプレー)で全チームが同意すればショットクロックを導入できるようになる見込みです。昨季までは、エリア外の試合のみ両コーチが合意すれば適用可能でした。
さらに、2026-27シーズンの地区大会(リージョナル)およびファイナルフォーでもショットクロックを採用することが全会一致で決まりました。これまではポストシーズンに導入されていませんでした。
もう一つの大改革案は、現在の小規模なエリア制を廃止し、より規模の大きい地区制と地区大会に移行することです。
これらの提案は今後、AHSAAのチャンピオンシップ委員会で検討され、最終的には中央運営委員会の承認を経て正式決定します。
オレンジビーチ高校のクリス・ラッチHCは「委員会が初めて全会一致で動いたのは大きい」と前向きに評価しています。
同校ヘッドコーチでABCA(アラバマ州バスケ指導者協会)会長のラッチ氏は、エリート8で同じ対戦カードが繰り返されないよう数年前から地区制案を提案してきました。
ベスタビアヒルズのパトリック・デイビスHCも「次は中央運営委員会が審議しますが、スポーツ委員会発の案は勢いがある」と期待を寄せています。
今後はRPI(レーティングパーセンテージインデックス)によるランキングでトーナメント表を組む案なども議論される見通しです。
いずれも実施は早くても2026-27学年度以降となりますが、高校バスケの新時代を感じさせる一歩と言えそうです。
出典
https://www.al.com/highschoolsports/2025/03/ahsaa-basketball-committee-takes-1st-steps-toward-major-changes.html