名門UKのターゲットを背負う7フィート新人の挑戦

マラキ・モレノ選手はケンタッキーバスケットボールの大ファンとして育ち、2012年優勝時には6歳ながらアンソニー・デイビス選手に自分を重ねて観戦しました。

数年後にはウィリー・コーリー・スタイン選手のプレースタイルを模倣し、さらにジョン・ウォール選手やハリソン双子、ブランドン・ナイト選手らに強い憧れを抱いて成長しています。

チームメートの多くは州外出身ですが、モレノ選手は「ケンタッキーはカレッジバスケの頂点。常に全国から狙われる標的です」と高い水準を語り、常に緊張感を持って戦う姿勢を促しています。

高校時代にはラップアリーナで母校グレートクロッシングを州王者に導きましたが、現在は9度目の全米制覇を目指しています。

「高校タイトルは過去の栄光。今はバナー9枚目を壁に掛けることだけを考えています」と強い覚悟を示しています。

さらにUSA U19代表のトライアウトではケンタッキー大のマーク・ポープコーチと共演。惜しくもケガの影響で最終メンバー入りは逃したものの、国内トップ選手との対戦やポープコーチの指導を「チートコード」のように吸収したと振り返ります。

「コーチは大きな教え手。スポンジのように吸収して、自分のプレーに取り入れたい」と前を向くモレノ選手。

名門UKのユニフォームを身にまとい、プレッシャーを力に変える7フィートの新人が、今シーズンも大舞台での飛躍を誓っています。

出典
https://www.yoursportsedge.com/2025/07/29/malachi-moreno-has-always-understood-uk-basketball/vaughts-views/larryvaught/