万能リバウンダー兼“司令塔”候補、オスカー・クラフがプデューを変える理由

プデューは昨季、守備リバウンドとリムプロテクション不足に悩まされましたが、オスカー・クラフはそれを即解決できる素材です。

身長6フィート11インチ、260ポンドの大型センターながら、昨季は全米トップの32.4％守備リバウンド率、ブロック率も4％前後をマーク。サイズだけでなくフィジカルでペイントを支配します。

オフェンス面では、単なるポストプレーヤーにとどまらず、クラフは大学通算で高いアシスト率を誇る“パスできる大砲”です。

高いフリースロー成功率（78％）や昨季途中で披露した連続3ポイント成功動画からも、コーナーシュートを含めたストレッチ能力に期待が持てます。

さらに、エース級のトレイヴォン・リアデューが序盤でファウルトラブルに陥った際も、クラフのポストプレーとリバウンドでチームが落ち込む時間帯を埋めることが可能です。

ダニエル・ジェイコブソンらとバックアップを固め、マット・ペインター監督の「即戦力＋戦術適合」という要件を完璧に満たす選択と言えるでしょう。

プデューのナショナルタイトルへの悲願達成に向け、オスカー・クラフが“最後のピース”となる日は近いかもしれません。

出典
https://www.hammerandrails.com/2025/7/25/24473278/purdue-basketball-oscar-cluff-has-the-right-stuff-for-purdue