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高校スポーツ激動の夏:移籍ラッシュと新体制スタート
今年の夏、ニューポート高校ではバスケットボール部の主力選手が次々とスポーツアカデミーへ転校し、現場が大きく揺れています。
男子バスケ部のヘッドコーチ、ロッド・スナップさんは16年目を迎えますが、チームの要だったジェームズ・ターナー選手とグリフィン・スタークス選手が高校留学制度の一環でアリゾナやフロリダのアカデミーへ。
昨季はターナー選手が平均14.2得点・7.2リバウンド、スタークス選手も10.7得点・7.3リバウンドと活躍していただけに、指揮官は「北ケンタッキーでこんなことは前例がない」と戸惑いを隠せません。
背景には、大学やプロを目指す若者たちが練習時間を増やせる環境を求める流れがありますが、高校側は「エリート層が抜ける分、地域の競争力が落ちかねない」と危機感を募らせています。
一方、コナー高校卒業のランドン・ハミルトン選手は米国代表チームでブラジル遠征中。
センター大(ディビジョンIII)で昨季平均16.0得点、さらに35得点の自己最高記録を樹立した才能が、海外の舞台でさらなる成長を狙います。
さらに、コビントン・カトリック高校のレスリング部にはケイン・プラウガー新監督が就任。
オハイオ州やキャンベル郡での指導経験を持ち、選手権の審判も務めてきたプラウガー監督は「個人・団体で州タイトルを目指し、人生の糧となる経験を提供したい」と意気込みを語っています。
移籍や遠征、新体制と、高校スポーツを取り巻く環境が大きく変わる夏。
選手、指導者、学校がそれぞれの立場で最善を模索する姿が、これからの大会にどんな影響をもたらすか注目されます。
出典
https://nkytribune.com/2025/07/prep-sports-report-newport-basketball-coach-dealing-with-roster-depleted-by-sports-academy-transfers/